COLUMN
不動産登記受付帳を、相続、売買、差押えに関わるビジネスで活用する方法

不動産登記受付帳の活用方法を、相続・売買・差押え業務の観点で解説します。日次の受付情報をどうビジネスに組み込むか、実務目線でまとめました。

不動産登記受付帳(以下受付帳)とは
不動産登記受付帳とは、登記情報の変更があったものについて月単位で保存した台帳(行政文書)で、各地の法務局で開示請求を行えばどなたでも取得することができます。
取得できる登記情報の種類は、所有権移転相続・法人合併、所有権移転売買、所有権移転遺贈・贈与その他、抵当権の設定・抹消、処分の制限に関する登記が存在します。
受付帳の不動産登記情報には、登記変更の目的のほか、登記の申請年月日、所有不動産の種別(土地、建物、区分建物)、法務局受付番号、地番が記載されるため、多方面に活用可能な非常に有用な情報となっています。
受付帳取得から活用までのフロー
不動産登記受付帳は、各地の法務局で閲覧できます。また、一部の情報はオンラインで取得することも可能です。取得の際には、閲覧申請書を提出し、所定の手数料を支払う必要があります。
- 各都道府県の法務局の本局へ行く
- 法務本局にて総務課または庶務課のどちらが受付窓口かを確認
- 窓口で行政文書開示請求書を受け取り、必要事項を記入して申請
- 申請から約3〜4週間後に本局から行政文書開示決定通知書が届き、再び本局へ向かう
- 収入印紙を購入し行政文書開示決定通知書に添付
- 窓口で行政文書開示決定通知書を提出し受付帳を受取る
不動産登記受付帳の活用方法
相続登記の活用: 相続登記とは、被相続人(亡くなった方)の不動産を相続人の名義に変更する手続きです。受付帳の相続登記情報を活用することで、相続発生のタイミングや相続人へのアプローチ機会を捉えることができます。
売買登記の活用: 不動産の売買登記情報を取得することで、どの地域で取引が活発かを把握する市場分析や、潜在的な売却ニーズを探ったりすることもできます。
差押え登記の活用: 差押え登記は、債権者が債務者の不動産を差し押さえる手続きです。差押え登記情報の活用により、債権回収や案件管理に役立てることができます。
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NOTE
本記事はウェブコンテンツとして公開しているレポートで、PDF 形式の配布は行っておりません。
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