導入背景
九州エリアを中心に、湯布院や別府などの人気エリアでプライベートヴィラのプロデュースや運営などを手がける株式会社リョウ・コーポレーション様。
全施設に専用温泉を完備し、「暮らすように泊まる体験」を提供する同社は、現在「民泊×温泉」という新たなスタイルの宿泊施設拡大に注力しています。
しかし、温泉地特有の複雑な権利関係や、詳細な地図データの不足といったアナログな障壁が不動産仕入れのスピードを阻んでいました。
今回、仕入れ業務の効率化を目的として、外部パートナーであるTRUSTART株式会社の「R.E.DATA (リデータ )」を導入。
同社がなぜ新システムの導入に至ったのか、その経緯や決め手について代表の黒木様にお話を伺いました。
課題
- 「温泉×民泊」用地の特定
鉱泉地(温泉用地)かつ希望に合う空き家や土地などを調べるには、アナログな調査しか手段がなく、仕入れ業務の効率化が急務だった。 - 地図データの「空白地帯」
温泉地や山間部では、一部の地図データだけでは地番や境界が正確に表示されないエリアもあり、リサーチが困難だった。
取り組みサマリ
- 詳細な条件指定による「データ抽出」
「一定範囲の広さの土地」などの極めて限定的な条件での抽出機能を活用。ウェブ地図から視覚的に鉱泉地の空き家や土地をリストアップ。 - 「複数の地図データ」による補完
一部の地図では網羅しきれないエリアを、複数の地図データと連携して可視化。地図上の空白地帯を解消し、正確な地番特定を実現。
調査効率を劇的に改善するアップデートが導入の決め手
――「R.E.DATA」の導入の経緯と決め手を教えてください。
黒木
私たちは「民泊×温泉」の施設を増やすため、常に鉱泉地(温泉用地)を探しています。
実は数年前にも一度、相談をしましたが、その時は要件が合わず導入を見送りました。
今回、「R.E.DATA」の地図機能がアップデートされたことで、ウェブ地図から「一定範囲の広さの土地」というピンポイントな探索が可能になったことが再検討の大きなきっかけです。
また、湯布院エリア特有の「地図情報が薄い」という課題に対し、インフラ基盤の地図データを組み合わせた解決策を提示いただけたことが、最終的な決め手となりました。
――導入後の評価はいかがでしょうか。
黒木
非常に実用的です。
特に地方の温泉地は、一部の地図だけでは地番が追い切れない場所があるですが、今回の提案でそこがクリアになりました。
また、エリア特有の不動産異動情報をデジタルで抽出できる機能も、私たちの事業領域において非常に高い価値があります。
現場の「痒い所に手が届く」ツールだと感じています。
――今後、このサービスをどのように活用していくイメージですか?
黒木
これまでは現地に足を運んだり、地道に公図を照合したりするしかなかった特殊な条件の土地が、ウェブ上で瞬時に判別できるようになります。
データに基づいた確度の高い仕入れ動線が組めるようになることで、業務効率化だけでなく、事業拡大のスピード感が格段に上がるはずです。
以前導入を見送ったからこそ、今の機能がいかに実務に即したものになっているかを実感しており、今後の仕入れ戦略の核になると期待しています。
――今後の展望についてお聞かせください。
黒木
仕入れのデジタル化が進んだことで、次のステップとして民泊や温泉に関する行政情報のデータ化(BPO)についても相談を始めています。
単なるデータの提供だけでなく、私たちの「やりたいこと」に合わせて、現場の課題まで踏み込んで柔軟に伴走してくれる。
今後も「R.E.DATA」を軸としたさらなる展開を期待しています。
お客様について
株式会社リョウ・コーポレーション
https://yufuin-bnb.com/
業種:宿泊業、飲食サービス業
従業員数:7名
事業内容:簡易宿泊施設運営/ 簡易宿泊施設運営代行サービス
湯布院や別府、太宰府等で「暮らすように泊まる」をコンセプトとしたプライベートヴィラの運営代行・プロデュースを展開。全施設に専用温泉を完備し、清掃から防犯、フロント業務まで一貫した施設運営を遂行。地域の魅力を活かす宿泊体験の提供に尽力。




