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仮登記(かりとうき)

仮登記とは、将来の本登記に備えて順位を保全しておくための予備的な登記である。本登記と異なり対抗力はないが、後日本登記をした際に仮登記の順位が優先されるため、権利関係の調査で注意が必要になる。

調査・業務改善
公開: 2025/12/18
· 4 min read
不動産会社向け#相続・登記#不動産調査
仮登記

仮登記は、登記簿上に現れる「将来の権利」を示すサインである。本登記と効力が異なるため、登記簿を読むうえで見落とせない項目である。

仮登記とは

仮登記とは、将来行う本登記の順位を保全するために、あらかじめ行っておく予備的な登記である。所有権移転請求権の仮登記や、条件付き・期限付きの権利を保全する場合などに用いられる。仮登記には本登記のような第三者への対抗力はないが、後に本登記をすると、その順位は仮登記をした時点にさかのぼる(順位保全効)。

仕組み・背景

仮登記は、本登記に必要な書類が整わない場合や、権利の発生が将来の条件にかかる場合に、順位を確保する目的で利用される。仮登記がある不動産を取得しても、後に仮登記権利者が本登記を実行すると、仮登記の順位が優先される。そのため、仮登記の内容と背景を把握しないまま取引を進めると、後日権利を失うリスクがある。

実務での使われ方・調べ方

仮登記は登記簿の権利部(甲区・乙区)に記載される。調査では次の点に注意する。

  • 仮登記の種類(所有権移転請求権仮登記など)を確認する
  • 仮登記権利者と原因、日付を確認する
  • 取引前に仮登記の抹消や本登記の見込みを確認する

関連用語

よくある質問

仮登記には対抗力がありますか

仮登記そのものには第三者に対する対抗力はない。ただし本登記をすると順位が仮登記の時点にさかのぼるため、実質的に順位を保全する効力がある。

仮登記がある物件は取引できますか

取引自体は可能だが、仮登記権利者が本登記を実行すると権利を失うおそれがある。仮登記の抹消や権利者の意向を事前に確認することが重要である。

R.E.DATAでの効率化

R.E.DATAは、登記情報を効率的に取得・整理し、仮登記を含む権利関係の確認を支援する。登記調査の手間を減らしたい場合は、調査・業務改善の機能を参照されたい。

TRUSTART編集部

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