客付けは、物件に買主・借主を結びつける需要側の営業活動である。供給側の物上げと対で理解すると、不動産流通の全体像がつかめる。
客付けとは
客付けとは、売り出された物件に対して買主・借主を見つけ、取引(売買・賃貸借)の成立に結びつける営業活動を指す業界用語である。売主から物件を預かる「元付」や、売主を発掘する「物上げ」が供給側の活動であるのに対し、客付けは需要側を担う。買主・借主を客付業者が見つけ、元付業者を通じて取引をまとめる構造が一般的である。
仕組み・背景
客付けでは、ポータルサイトや自社サイトへの物件掲載、反響への対応、来店・問い合わせ顧客への提案、内見の手配などを通じて買主・借主を取引に導く。元付業者と客付業者が異なる場合は、仲介手数料を双方が分け合う「片手取引(分かれ)」となる。集客力と提案力が客付けの成果を左右し、近年は反響営業やデジタル集客の比重が高まっている。
実務での使われ方・調べ方
客付けは、集客から成約までの導線づくりが要点となる。着眼点は次のとおりである。
- ポータル・自社サイトなど集客チャネルを最適化する
- 反響への初動対応・追客の仕組みを整える
- 顧客ニーズに合う物件提案・内見導線を設計する
関連用語
よくある質問
客付けと物上げの違いは何ですか
客付けは買主・借主を見つける需要側の活動、物上げは売主を発掘して売却依頼を得る供給側の活動である。両者がそろって取引が成立する。
客付けの成果を高めるには何が必要ですか
集客チャネルの最適化に加え、反響への素早い初動対応と追客の仕組みづくりが重要である。顧客ニーズに合った提案力も成約率を左右する。
R.E.DATAでの効率化
R.E.DATAは、物件・所有者・周辺データを効率的に収集・整理し、提案の質を高める材料を提供する。営業・集客の効率を高めたい場合は、不動産仕入れ・営業向けの機能を参照されたい。
WRITTEN BY
TRUSTART編集部
TRUSTART JOURNAL 編集部


