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境界杭(きょうかいぐい)

境界杭とは、土地の境界の位置を示すために設置する目印です。コンクリート杭や金属標などがあり、境界の確認や測量の基準になります。失われていると境界が不明確になり、取引の支障になります。

調査・業務改善
公開: 2026/05/20
· 3 min read
不動産会社向け#不動産調査
境界杭

境界杭は、土地の境界の位置を示すために設置する目印です。境界の確認や測量の基準になります。失われたり動いたりすると境界が不明確になり、取引や担保評価の支障となります。

境界杭とは

境界杭とは、隣り合う土地の境界点に設置される目印で、境界標とも呼ばれます。コンクリート杭、金属プレート、金属鋲などの種類があり、地面や塀、道路の縁などに設けられます。境界杭は、隣地所有者の立会いによる境界確認を経て、確定した境界点に設置されるのが一般的です。設置後は、その位置が境界の現地での基準になります。境界杭がそろっていると、面積や境界の確認が容易になり、土地の流通性や評価にも好影響を与えます。

仕組み・背景

境界杭は、長い年月のなかで工事や自然の影響で失われたり、移動したりすることがあります。古い土地では、もともと境界杭が設置されていない場合もあります。境界杭がないと、現地で境界を特定できず、確定測量や隣地との再確認が必要になります。確定測量では、境界杭の位置を測量し、確定測量図に座標として記録します。これにより、たとえ現地の杭が失われても、図面から境界を復元できるようになります。境界杭の有無と状態は、調査の初期に確認すべき項目です。

実務での使われ方・調べ方

境界の確認や測量の基準として使われます。現地での有無と、図面との整合の確認がポイントです。

  • 現地で各境界点に境界杭があるかを確認する
  • 確定測量図と現地の杭の位置が整合するか照合する
  • 調査・確認に使う書類や情報源:確定測量図・地積測量図・現地調査

関連用語

  • 境界 — 境界杭が示す土地の境目です。
  • 地積 — 境界で囲まれる土地の面積です。
  • 公図 — 区画を確認する図面です。
  • 越境 — 境界をめぐって生じる問題です。

よくある質問

Q. 境界杭がない場合はどうすればよいですか?

A. 隣地所有者の立会いによる境界確認と確定測量を行い、確定した位置に境界標を設置します。これにより境界を明確にできます。

Q. 境界杭を勝手に動かしてもよいですか?

A. いけません。境界標を損壊・移動・除去して土地の境界を認識不能にする行為は、刑法262条の2(境界損壊罪)により、5年以下の拘禁刑または50万円以下の罰金の対象となります。民事上の賠償責任も生じうるため、絶対に行ってはなりません。

R.E.DATAでの効率化

境界の状態の把握は、調査の初期に発生します。R.E.DATAは不動産データを集約し、土地の基礎情報を効率よく確認できます。現地調査の前段で対象を絞り込み、準備を効率化する用途に役立ちます。

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