担保掛目は、担保評価額から実際の担保価値を導く割合である。評価額をそのまま担保価値とせず、掛目で保守的に見積もる金融実務の考え方を押さえることが重要になる。
担保掛目とは
担保掛目とは、担保とする不動産の評価額に対して、実際に担保価値として見込む割合を指す。たとえば評価額1億円の不動産に掛目70%を適用すると、担保価値は7,000万円と見積もられる。評価額をそのまま担保価値とすると、価格下落や処分時のコストで回収不足が生じうるため、掛目を乗じて保守的に見積もる。融資可能額を判断する際の基礎となる指標である。
仕組み・背景
担保掛目は、担保資産の流動性や価格変動リスク、処分コストなどを踏まえて設定される。一般に、流動性が高く価格が安定した資産ほど掛目は高く、流動性が低くリスクの大きい資産ほど掛目は低く設定される傾向がある。担保不動産の評価額(積算価格や収益還元価格)に掛目を乗じて担保価値を求め、そこから既存の担保設定額を差し引いて、追加で融資可能な余力を判断する。
実務での使われ方・調べ方
担保掛目は、資産特性に応じた設定が要点となる。着眼点は次のとおりである。
- 担保評価額(積算・収益)の算定根拠を確認する
- 資産の流動性・価格変動リスクに応じた掛目を設定する
- 既存担保設定額を差し引いた担保余力を把握する
関連用語
よくある質問
担保掛目はどのくらいに設定されますか
資産の流動性や価格変動リスクによって異なり、一律ではない。一般に安定した資産ほど高く、リスクの大きい資産ほど低く設定される傾向がある。具体的水準は金融機関の方針による。
担保掛目はなぜ評価額より低くするのですか
価格下落や処分時のコストで回収不足が生じるリスクに備えるためである。評価額をそのまま担保価値とせず、掛目で保守的に見積もることで安全性を確保する。
R.E.DATAでの効率化
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WRITTEN BY
TRUSTART編集部
TRUSTART JOURNAL 編集部


