共同担保は、一つの融資を複数物件で担保する金融実務の基本形である。共同担保目録を読むことで、担保の全体像と他物件への影響を把握できる。
共同担保とは
共同担保とは、一つの債権を担保するために、複数の不動産に抵当権や根抵当権を設定することをいう。土地と建物、あるいは複数の物件を一括して担保に取ることで、担保価値を確保する。共同担保が設定されると、各不動産の登記簿に共同担保である旨が記録され、「共同担保目録」によって担保に取られた物件の一覧を確認できる。
仕組み・背景
共同担保では、複数の不動産が同一債権の担保となるため、債権者は担保不動産のいずれからでも優先弁済を受けられる。一つの物件の担保価値だけでは不足する場合に、複数物件を組み合わせて与信を確保する狙いがある。共同担保目録には担保物件が列挙され、ある物件の登記を確認すると、共同担保目録を通じて関連する他の担保物件を把握できる。
実務での使われ方・調べ方
共同担保は登記簿と共同担保目録で確認する。実務では次を押さえる。
- 共同担保目録で担保物件の全体像を確認する
- 抵当権・根抵当権の種別と被担保債権を確認する
- 他の担保物件の担保価値・処分状況を確認する
関連用語
よくある質問
共同担保目録とは何ですか
同一の債権を担保するために設定された複数の担保物件を一覧にした登記上の目録である。これを見ると、担保に取られた物件の全体像を把握できる。
共同担保の一部の物件だけ売却できますか
担保権者の同意のもとで一部を解除・売却することは可能だが、担保価値の確保や残債との関係で調整が必要となる。実務では債権者との協議が前提となる。
R.E.DATAでの効率化
R.E.DATAは、登記情報や共同担保目録を効率的に取得・整理し、担保の全体像把握を支援する。担保管理や与信調査を効率化したい場合は、金融機関・担保管理向けの機能を参照されたい。
WRITTEN BY
TRUSTART編集部
TRUSTART JOURNAL 編集部


